Toyou's Dream

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  • 短編
  • ホラー・スリラー
ホラー晩餐会
シン·ジンオ、ジョン·ゴンウ
ホラー専門小説家で韓国のホラージャンル作家クルー「マッドクラブ」の運営陣であるシン·ジンオ、ジョン·ゴンウ作家の指先から誕生した。 2人の作家は、韓国社会で年齢別に感じられる様々な恐怖を素材に、奇異、残酷、怪異、ミステリーなど多様な味を持つ8つの物語を作った。

「ヘイ、マモンス」シン·ジンオ
兄の家に初めて招待された弟はリビングで古いAIおもちゃを見つける。 兄は幼い頃、自分が持って遊んだマモンスだと紹介する。 そしてマモンスは自分の願いを叶えてくれたと昔の事を話す。 話が続けば続くほど弟は混乱してくる。いつも憧れていた兄が願ったとは信じ切れない内容の願いだ。 兄がどうかしてるのか? さもないと本当におもちゃが願いを叶えてくれたのか?

「しわ」シン·ジンオ
小さくて古いこの家にはごみの山がいっぱいだ。母は毎日食べ物を探しに行くってハナを家に置いて出かけるが、毎回手ぶらだ。母が出て行くと、ハナは想像の友人であるジェニーと一緒に食べられるものがあるかゴミを漁る。 そのある日、ジェニーが食べ物を探すことが出来ると、母に内緒で何かを一つだけやってみようと提案する。母が絶対にしてはいけないといったアレを。 「ディンドンチャレンジ」シン·ジンオ インターネットに危険なチャレンジで優勝すれば願いが叶い、失敗すれば罰則を受けるという怪談が回っている。 友達は信じようが信じまいが面白そうだという理由でディンドンチャレンジに参加する。 ところで友達の間でチャレンジが続くほど変なことが起こる。

「四本足の動物」シン·ジンオ
最上位圏の医学部だけにこだわる母のため、成績プレッシャーに苦しむ高校3年生のヒジョン。 ヒジョンは友達に成績が上げる呪術があるという話を聞く。 四本足の動物を殺して両目を抜いて燃やせばいいというが…。 成績がまた落ちたと厳しく叱られたヒジョンは結局、最初の生け贄を探しに出る。

「神娘」ジョン·ゴンウ
とんでも無く高い家賃に悩んでいた復学生は、学校近くの安い下宿に面接まで経て入居する。 その後、そこがすごい巫女が運営する下宿ということを気づくが、施設も良く家主も親切であまり気にしない。 ところが時間が経つほどしきりにうなされて、悪夢を見て、頭痛に苦しむ。 家主は誰かが呪いをかけたようだと言って助けてくれると言っているが…。

「墜落」ジョン·ゴンウ
果てしなく下落する株価。 降り注ぐ土砂降り。 麻浦大橋の真ん中で故障した車。 ホンジュが高騰するイライラを何とか抑えようとすると、突然電話がかかってくる。 発信者は1年前に亡くなった友人。 実はホンジュが先に一緒に死のうと提案したが、結局一人で麻浦大橋から落ちたその友達。 ホンジュはこの電話が不吉だ。

「慢性活力」ジョン·ゴンウ
刑事、スジンは休む暇のない業務と育児に段々疲れていき、捜査中の連続失踪事件も明確な容疑者が出てこなくてもどかしい。 そんなある日、スジンは失踪者たちが同じ壺を持っていたことを捜し出す。 壺の中に入っている真っ白な粉まで。 スジンは指先についたその粉を思わずなめて、生まれて初めて溢れるエネルギーを経験する。 これ、何だろう?

「蛍の山」ジョンゴンウ 
私たちの村には人を狂わせる山がある。 ところがある日、その山を横切る道路ができるというニュースが聞こえる。 父は家の祖先の墓地がある山でもあるが、それより人々がこの大きな災いを招きかねないと絶対反対する。 村の人たちにはそのような迷信よりは補償金と村の発展がもっと重要だ。 しかし、彼らは知らない。 その山に隠された恐ろしい秘密を。
出版日

2023-06-12

ライン

短編

販売先

作品中の一言
俺の願いを聞いて、マモンス! ギュナン
何がどうなって関係ない。絶対四つ足の動物ならいい。 ミンヨン
シンダンビラへようこそ。 ミヒ
先輩。慢性活力その薬、いったい何ですか? ヤン刑事
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